インタラクティブ・サイエンス・コラム

最近の進歩の最たるものは非常に古い時代の岩石の中に残された生物化石をいろいろな方法で調べられるようになったことだ。地球は誕生以来46億年ほど経ったと信じられているが、なんと35億年前にはすでに単細胞生物が存在していたことが化石を調べることによって知られるようになった。にもかかわらず、実際に生命が地球に満ちあふれるにはカンブリア紀の始まりを待たなくては(約6億年前)ならなかった。生命はそんなにも長い間手をこまねいて何を待っていたのだろうか?